ぎちゅログ

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通学読書記。(8)
しばらくサボっていた通学中の読書ですが、
最近また2冊読んだので感想を書きます。
宮部みゆき「R.P.G.」
江國香織「つめたいよるに」
の2冊です。

まずは「R.P.G.」のほうですが


宮部みゆきの作品の中ではそれほど有名ではないものの、
今まで読んだ宮部作品の中では1番楽しめたような気がします。
宮部みゆきの魅力は文章の上手さ、殊に人間の描写だと思うのですが、
ストーリーが練られすぎているために、私は毎回
ゴチャゴチャしたような印象を受けていたのです。
けど、この作品は長さといい、ストーリーの複雑さといい、
私がちょうど楽しめるくらいのものだったので、
今までで1番楽しめた、ということです。
場面がそれほど多くないことも、話を効果的に簡潔にしています。

ただ、生意気にも欠点を2つ挙げてしまえば、
1つ目は、出だし、2つ目は、ラストです。
私は、この作品を本当に楽しんで読みましたが、
1番楽しんでいたのは最初と最後を除く真ん中の部分です。
ラストのどんでん返しは圧巻なのですが、
なぜか「著者に裏切られた」感のほうが強く残ってしまいました。
宮部みゆき自身、あとがきでそのことに触れていたのが
好印象でしたけどね。

とにかくこの作品は、宮部作品の中では型破りなので、
従来の宮部作品があまり肌に合わなかった方にオススメしたいです。


それから「つめたいよるに」のほうですが、
さすが(話題になったのはちょっと前ですけど)話題の本ですね。
江國香織の短編は、タダものではありません。
世間的な評価は置いておくとしても、私自身がとても気に入りました。
私がもともとショート・ショートを好きということもありますが、
それ以上に江國香織の文章が好きです。
この人は、もともといろいろな人の立場になって考えられる
繊細な人なんだろうなぁ~と思います。

そして何より、各作品の締めくくりが、どれも際立っています。
まるで洗練された高級なデザートみたいな短編は、
後味もすっきりさわやかなのです。
この本は、話題作だし読んだ人も多いと思いますが、
読んでない人は絶対読むべきです!絶対!!
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