ぎちゅログ

管理人の近況がメインですが、最近は読書感想文が多いです。



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どうってことない日常を小説風に書くとどうなるか
昨日。
カテキョのバイトが終わったらすぐさま帰るつもりだったが、
研究室の後輩と喋っているうちに、なんだか帰りたくなくなって
無駄に22時過ぎまで研究室でウダウダとしていた。

その日は論文ゼミの発表がやっと終わったところだった。
徹夜こそ無かったが、朝バイトをしている影響もあり、何日かろくに寝ていない気がした。
早く寝たいのに、なんだか帰りたくない。

後輩のゼミの準備をちょっと手伝って、キリのいいところで切り上げた。
明日もバイトだが、帰ってすぐ寝ればそこそこ寝れる。
そんな時間だった。





帰ったら、いつもは私よりも早い帰宅の同居人がいなかった。
なんとなく同居人に会いたくないと思って研究室に長居をすると、たいていこうだ。
流しには、洗い物の山。

…なんか損した気分。

私はため息をつく。


そのとき、思わぬ人から電話がかかってきた。
食器を洗っていた私は電話を取り損ねたが、すぐさま折り返す。


「…パソコン、余ってない?」

「はぁ?」

引退してからロクに会っていない、部活の同期である。

彼は去年留年し、未だに大学を卒業していないのだが
どうやらまた留年してしまったらしい、という噂を聞いたのはもう1ヶ月以上も前だが、
それ以来、初めての電話。

本題は、パソコンが壊れたから、タダで欲しいという話。
彼が私に連絡してくるときはたいてい、私を利用したいときである。
そういう奴である。

パソコンについては、あげられるものはないし、新品を買ったほうがよいと勧めた。
元々古いパソコンだったのだ、そろそろ来るぞ、と前から私は言っていた。


そこで、兼ねてから2留のことを聞こう聞こうと思っていた私はパソコンの話題もそこそこに、
思い切って、切り出した。

「…ところで、今何年生なのさ?」

「3年生だけど」

「やっぱり…噂は本当なのか。でも、なんで。」


普通聞きづらいことを平気で聞けるのは、やっぱりそれなりの仲だからだろう。


昨年度の後期の段階で、確かに彼はギリギリの成績だった。
フル単位を履修して、さらに集中講義をとらないといけない状態。

かなり厳しい状況だが、彼はやればできるほうなので、
死線を越えるだろうとは思っていた。
さらに、集中講義を多めに履修するという安全策もはっていた。
しかし…

大学の事務にいい加減な情報を教えられるなど、
もろもろの不運が重なり、1単位足りなかったんだそうである。


もちろん悪いのはギリギリまでちゃんとやらず、
いろんなことをきちんと確認しなかった彼なのだが、
同情する余地が無いわけでも無い。


「そっかぁ…でも、なんとかなるよ、あんたなら。…生きてりゃ、なんとかなる」

去年、幾度となく口に出してきた言葉を、久々に口に出した。

「あン、そうだね」

私の言葉の意味をわかって、彼は明るく返事した。
いい加減な励まし方に聞こえるけど、実際はそうじゃない。
私は本気でそう言っていた。彼にも、そして自分に対しても。

そんくらいは、全部言わなくても通じるんだ、同期は格別だから。


「で、就職すんの?」

「あー…ん。」

「ん」と言うのは、彼の場合、肯定の返事である。

「院に行こうと思ってたけど、2留は想定してなかったから」


同時に大学に入った彼。
私は留年せず院に行き、彼は2留した。
結果、就活と卒業のタイミングが同じになってしまったのである。

不謹慎にも、私は嬉しくなってしまった。


「なんだ、じゃあ結局一緒に卒業できるんじゃん」

「あぁ」

「あ、ごめん、不謹慎なこと言って」

「いや、いいよ、もう大丈夫」

「もうってことは…前は大丈夫じゃなかった?」

「ん~、さすがに落ち込んだ。でももう大丈夫」

「そっかぁ…ならいいんだけど」


でも、院行きを諦めてくれたのは正直ホッとした。
絶対、彼には向いてないと思うから。


「今度、飲みに行こう」

「あぁ、いいよ。誘われれば、いつでも行くよ」


うちらの間でこんな会話がされるとき、たいていは実現しない。
けど、今度こそ、と思った。

現役の時はギスギスしてたけど、引退したら仲良くできるんじゃないかって思った。
高校のテニス部が、そうだったみたいに。

私は留年して今4年生をやっている、もう1人の同期の名前を挙げた。


「じゃあ、あいつも誘ってみるわ。また連絡する」

「おぅ。おれも連絡するわ」

「…嘘つけっ」


たいていここで「ホントだよ~」という彼は、何も言わなかった。
それでいい。
彼がホントって言うときは、たいてい嘘なのだ。


「じゃ、おやすみ」

「お~、おやすみ」


長い電話だった。
気づいたら、1時間くらい経っていただろうか。
結局、すっかり寝るのが遅くなってしまった。

でもね。
ホントに大事な人って、会ったり、声を聞いたりするだけで元気になれるんだ。
だから、よかった。

そういう人が、いっぱいいて、ホントによかった。

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すっごい小説っぽい!
なんかいいなぁ・・・

ちょっとなきそうになった。

まぁ誰か想像ついたわけである(笑
りげ | URL | 2009/05/31 22:07 [編集]



内容はどうでもいいからこういう文体で文章が書きたかったんです(ぁ

まぁ、深くはつっこむな。笑

っていうかなきそうって。笑



…でも、りげるから反応があってちょっと嬉しい。爆
Puil | URL | 2009/06/01 12:33 [編集]




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